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「輪島KABULET®拠点施設」は、復旧・復興活動にむけて地域の拠点となるべく、全力で環境整備を進めています。その第一弾として、1月12日より、温泉を再開しました！

 

 

温泉プロフェッショナル企業・エオネックスさんが一晩かけて点検し、「源泉も、排水も大丈夫。不調箇所はあるものの、内湯はしっかり動いている」と確認くださいました。ただ、問題は60℃を超える源泉温度。断水のため温度調整ができず、濾過器を稼働する等試行錯誤の結果、支援物資のペットボトルを湯船に浮かべることで45℃になりました！皆様のご支援のおかげです。

 

写真↑　駆けつけてくださったエオネックスの皆さま

 

写真↑　湯船で温まったペットボトルの水は、洗髪等に利用。

 

現在、一日3交代（11時～13時/13時～15時/15時～17時）で受付し、初日から５日間で90名以上の方がお越しくださいました。

 

みなさん、10数日ぶりのお風呂にとても感動され、「天国に行ってもこのお風呂に入りにくるわ！！」などたくさんの嬉しい言葉から、スタッフも元気をもらっています。お風呂の後はお食事を提供。非常食が続いてるため、久しぶりの生野菜と温かいご飯に、「こんなご飯は久しぶり！！」「贅沢だ〜！」とたいへん喜んでいただいています。

 

写真↑　元日の発災で、お正月らしいお正月を迎えられていない皆さんに、ぜんざいを毎日振舞っています。

 

清掃・消毒と水質検査については、1回の入浴が終わるごとにこまめに実施。環境整備班の就労スタッフ（利用者さん）も拠点の掃除で活躍しています。

 

自衛隊による入浴支援も行われていますが、場所や時間の制約から利用できない高齢者や障害者の方も多いため、輪島市役所と連携し、まずは市内の福祉事業所へご案内することとしました。近隣の皆さまへも順にご案内したいと考えていますのでいましばらくお待ちください。

 

「大変な時だからこそ、震災前の普段通りの空間を準備して、少しでもくつろいでもらいたい」とスタッフ一同でお迎えしています。

 

日本テレビ1月12日放送『news every.』で温泉再開の様子が放送されました。動画8分40秒～

【解説】先の見えない避難生活　避難所で感染症増加　対策は？｜日テレNEWS NNN (ntv.co.jp)

 

2024年1月17日