→売り子さんになりたいという夢が叶った! →地元のお客さん、一緒に働いているワークシェアスタッフなど、人間関係が広がる。 →働くのが楽しい、うれしい。 | ||
→5月に母親を訪ねた際、認知症が悪化。母親よりぬいぐるみを投げつけられる。 →母親に会いたくない。 →夏以降、母親のことを口にすることがなくなる。 →一人暮らしをすると、友達と会えなくなるから、このまま、GHの4人で仲良く暮らしたい。 | ||
当初のゴールがなくなってしまい、あせるメンバー 本人が口をつぐんでいる以上、母親のことを無理やり聞きだすのは得策ではない。 ミーティングは継続すべきか、終了すべきか??? 小さなことにでも取り組み、話し合いを継続していくことで、新たな夢や希望が出てくるかも。 とりあえず、他にやりたいことがあるか聴いてみよう。 | ||
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→毎日、母親の位牌に手を合わせ、お花を活けている →K家のお墓がないため、佛子園の隣の行善寺に佛子園関係者のための「有縁仏」を建立 | |
このKさんのPCPは、当然のことなのかもしれないけれど、本人をとりまく環境や状況の変化から夢やゴールも変わっていくことを実感した事例です。 「お母さん」という大きな存在が、Kさん本人の中で葛藤し出した時にどうするか。 私たちは彼女の中に土足で入り込むことは極力避け、本人から出る言葉を待つように心がけました。 結果的に、本人の言葉を聞き洩らさずに、丁寧に対応していくことによって、西圓寺という職場の仲間や妹や姪など、人間関係が広く深くつながり、それが生きる上での張りとなったのです。 それに伴って、それぞれのPICTUREのレベルアップが図られ、QOLの向上にもつながりました(右記参照)。 Kさんが、前を向いて頼もしく歩いているので、KさんのPCPはひとまず終了です。 現在は、次の事例にとりかかっています。 興味がある方は、ぜひご連絡ください。 |