佛子園は、ブータン国で、ごちゃまぜ拠点づくりに取り組んでいます。
JICA(国際協力機構)の事業として、2014~2017年に、障がい者支援のための人材育成を実施(第1フェーズ)。そして2023年10月から、ブータンの人たちによる拠点運営を目指して第2フェーズを開始しました。
現在、ブータンから2名が来日し、研修を行っています。ふたりはブータンの障がい者支援団体をとりまとめる「セルワ」のメンバー。約一か月間、佛子園の就労現場に入りながらごちゃまぜ理念や障がい者への適切な技術支援、障がい者の仕事の作り方について実習します。
金沢大学のYABU&CAFE丹では、構造化※を駆使した利用者への支援をOJTを通じて体得し、利用者の可能性を引き出す手法やマーケット戦略、顧客のニーズ特定、サービスや商品の背景にあるストーリー・ヒストリー・フィロソフィーの重要性等を学びました。
※構造化
環境や活動を「視覚的に」を示すことで、見通しや理解を助け、安心して行動できるように支援すること。