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社会福祉法人佛子園はJOCA（青年海外協力協会）と連携し、来春、輪島市と能登町に復興の拠点として６つの「コミュニティセンター（コミセン）」を開設いたします。コミセンは日本の被災地支援として初めて、仮設団地内で入浴や食事、相談や福祉サービスが受けられる住民主体の集いの場として設置されるものです。

 

11/2には輪島マリンタウン、11/30は鳳至、門前の3地区で安全祈願祭・地鎮式を開催。輪島市長、来賓、区長や住民代表の方々等ご参加のもと、無事執り行うことができました。

 

輪島マリンタウン

 

輪島門前地区

 

輪島鳳至地区

 

佛子園理事長・雄谷良成は施主挨拶のなかで「コミセンは能登半島地震だけではなく、他の地の災害にとっても貴重な事実となります。（国との交渉に）時間はかかりましたが、今後の日本のことを考えると輪島市が屈せずに、この日を迎えられたことは感謝に堪えません。皆さんと一緒になって、この大災害を乗り越え、今よりもさらに進んだまちづくりに取り組んでいきたい」と感謝を述べました。

 

 

参列された住民の方々からは、「仮設にはみんなが楽しく集えるところがなかったが、コミセンの完成予想図を見て、明るくて広くてみんなの憩いの場所になることを確信し、喜びひとしお」「打ちひしがれたときに元気になるのは周りの人たちとのつながり。コミュニティセンターができることをみんな本当に楽しみにしている」「地域のコミュニティには裸のつきあいが大切、お風呂だけはなくてはならない」と期待の声が寄せられました。

 

 

従来の災害支援の枠を超え、日本における新たな災害復興のモデルとして、福祉と地域がまるごと一体となる「ごちゃまぜ」のはじまりです。

 

 

 

皆さまとともに、ここから新たな創造的復興への歩みを進めてまいります。引き続きご支援ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 

北國新聞社説（11/30）、北國新聞朝刊（11/21） に関連記事が掲載されております。